お子様の矯正

保護者様へ

お口のまわりの筋肉を活性化し、成長する力を利用して治療をしますので、できるだけ早い時期から治療するのが理想的です。

治療は、第1期治療と第2期治療の2ステップに分かれます。
第1期治療では、取り外しができ、ご自宅で使用する矯正装置を使用します。

第1期治療あごと歯列を育てながら、口のまわりの筋肉を活性化

ほとんどの症例では、小学校入学後から治療を始めます※1
前歯が永久歯にはえかわり、第一大臼歯(6歳臼歯)が4本はえそろった頃からのスタートが、非常によいタイミングとなります。
ただし、上顎側切歯※2はなかなかはえてこない場合がありますので、上顎の前歯は2本、下顎の前歯は4本はえかわっているのであれば、小学校低学年(1、2年生)のうちに矯正相談を受けてみてよいでしょう。

※1)ただし、下顎前突(受け口)の場合には、5歳以下で治療を始める場合もあります。
※2)上顎の前から数えて2本目の歯。

矯正装置としては、OKA装置とフレンケル装置を使用します。
下顎前突(受け口)の場合には、フレンケル装置→OKA装置の順に使用します。

OKA装置とフレンケル装置を使用することにより、あごと歯列は大きく育ち、自然に歯並びの状態が良くなってきます。

第2期治療永久歯を精密に動かしていく矯正治療

マルチブラケット装置乳歯がすべてはえかわり、永久歯列となる中学1年生ごろからの治療です。

ブラケット装置を歯に接着します。第二大臼歯(12歳臼歯)が4本はえそろう時期からのスタートが、最もよい開始のタイミングといわれています。

ブラケット装置の治療が終わったあとには、後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)を長期間(最低2年以上)使用する必要があります。

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